はじめまして!
当ブログを運営しているきゃどりーと申します。
みなさまごきげんよう♡
このブログに花を添える、友達のキャドリーヌよ♡
このブログではおうちでCADオペレーターとして働く家計管理マニアな一級建築士ママ、きゃどりーが
世の中にあふれる息苦しい「あたりまえ」を塗り替えるヒントになるような情報を発信しています!
- 女だからママだからってやりたいことを我慢したくない!
- 今の自分に合った働き方を見つけて自分の人生も充実させたい!
- 仕事もしたいけど子供と家で過ごす時間も欲しい。これってワガママ?
- 忙しくて毎日家計簿なんて書けないけどお金は貯めたい!
- 投資ってほんとに危険じゃないの?気になるけどやっぱり不安。
- 子供がいても、狭い部屋でもお洒落なインテリアを諦めたくない!
このブログを書いている「きゃどりー」ってこんな人
- きゃどりー
- 夫、6歳息子、4歳娘と共に暮らす2児のママ
- 九州の田舎で夫の仕事を手伝いながらCADオペレーターとして働く一級建築士
- インテリア、Apple製品、ハンドメイドアクセサリー、家計管理が大好き!
- ズボラでめんどくさがり。冷蔵庫の野菜室と扇風機は足で操作するものだと思ってる
将来の夢はキャリアウーマン
幼い頃両親が離婚して母子家庭で育った私。
毎日忙しそうにしながらも楽しそうにバリバリ働く母の姿を見ていた私は、いつしかカッコよくスーツを着こなしてバリバリ働くキャリアウーマンに憧れるようになりました。
「お絵かきやものづくりが好きだし、なんかカッコいいから」
という単純な理由だけで建築の道へ進み、大手企業の設計部門へ入社!
当時の建築業界はまだまだ古い男性社会で、深夜まで長時間残業なんて当然!セクハラパワハラ日常茶飯事!みたいな職場環境(笑)
それでも自分の設計した建物が実際に形になる仕事にはとてもやりがいを感じていたし、尊敬する上司・先輩にも恵まれて充実した社会人生活を送っていました。
- 憧れていた細身のスーツに身を包み、駅の改札を颯爽と通り抜けながら出勤。
- 男性9割の社内では、若い女性というだけでチヤホヤしてもらえる。
- 難関である一級建築士の試験に奇跡的に合格し、さらにチヤホヤされる。
そう、当時の私は完全に調子に乗っていました。
勘違いキャリアウーマンの誕生です
プロポーズ直後に告げられた衝撃の一言
入社から5年が過ぎて充実した日々を送っていた頃、当時お付き合いしていた夫からとうとう待ち望んだプロポーズ♡
しかし、プロポーズにOKの返事をしてウキウキと将来について話をしていると、夫から衝撃の一言が飛び出したのです。
「結婚したら仕事辞めてくれるんだよね?」
……は?
夫はいわゆる「代々伝わる家業を継いだ田舎の長男」
結婚したら妻となる人は自分の家業を手伝って支えてくれるのが当たり前という価値観の中で育ってきたので、私も当然仕事を辞めて自分を手伝ってくれるものだと信じ込んでいたそうです。
一方私は、結婚して子どもができても先輩社員のように産休・育休制度を活用してバリバリ働くのが当たり前!という考えしか持っていない状態。そう、お互い思い込みが強過ぎて結婚の話が出るまで価値観のすり合わせというものを一切してこなかったのです。
当時の私に心から叫びたい。
将来についてお互いの考え方ちゃんと話し合っとけー!!
「結婚するからって仕事を辞めるなんてあり得ない!」
と思い込んでいましたが、改めて仕事と家庭の両立について真剣に考えてみると、自分の状況が思いのほか厳しいことに気付きます。
- 全国転勤あり
- 深夜残業あり
- 産休育休の制度はあるが、業務の皺寄せが他の社員の負担になっている
- 仮に勤め続けて昇格しても、家事育児をこなしながら管理職の責任の重さにまで耐える自信はない
- 夫は激務で家事育児の分担はあまり期待できない
- 両家の親もフルで働いているので一切頼れない
これ、無理やり仕事続けてもいつか限界を迎えるんじゃ…?
幸い夫の継いでいる家業も建築関係。
今までの経験や資格も無駄にはならない仕事ができそう。
会社勤めに比べれば子どもの急な体調不良にもすぐ対応できるくらい融通が効く。
いつかは私が設計した家を夫に建ててもらって、素敵なマイホームで優雅な生活♡
考えれば考えるほど「意外とこんな人生も悪くないかもー♡」と気持ちは揺らぎ始め、大好きな職場を退職。
夫の地元近くの田舎へ引っ越して家業を手伝うことを決めたのでした。
脳内お花畑ってやつね
おっしゃる通りです。でも現実はこんなに甘くはなかった…
妻・ママとしての自分しか存在しない喪失感
その後退職とほぼ同時に長男を妊娠。
「体調と子ども優先で、とりあえず仕事は簡単な事務作業をたまに手伝ってくれればいいよ」
という夫の言葉に甘え、一応夫の会社の正社員として雇われながらものんびりマタニティライフを過ごし、無事長男を出産しました。
家族が増えてさらに幸せな生活が始まる♡とウキウキしていたのも束の間、社会との接点がほぼ無くなり何故泣いているかも分からない我が子と常に二人きりの生活を続けているうちに、モヤモヤした黒い感情が頭から離れなくなってきます。
「夫ばかり結婚前と同じように仕事を続けられててずるい」
「なんで女だけが好きだった仕事捨てて家事育児に専念しなきゃいけないの?」
「これからずっと夫と子どもを支えるだけの人生なの?」
「夫の仕事手伝うって言っても結局は雑用係じゃん!」
「親に大学まで行かせてもらって資格も取ったのに…全部無駄にして私何やってんだろ」
いやいやいや退職決めたの自分でしょ!と当時の自分に言いたい
なかなかのクズ嫁ね
グサーーーーーーっ!!!
これに加えて「自分は稼いでないんだから家事育児は私が一人で全部やらなきゃ」という思い込みで自分自身を縛り付け、家事育児は夫にうまく頼ることができずにほぼ一人で抱え込んでいました。
こうなるともう負のループは止まりません。
自分に起こるマイナスなことを全て環境のせいにしては夫の些細な言動にイライラし、可愛くてたまらないはずの子どもに対してもイライラし、常に不機嫌オーラ全開かと思えば突然感情が溢れて泣き出すという情緒不安定さ(笑)
迷惑極まりないわね
さっきからツッコミ厳しいわぁぁぁ
人に会う機会も少ないのでメイクもせず髪もボサボサのまま、イヤイヤ期の息子にうんざりしながら過ごしていたある日、人生を変える一本の電話がかかってきます。
子どもと家にいても仕事ができた!勢いで開業届まで出しちゃった!
運命の電話は、以前勤めていた会社の元上司からでした。
「今大忙しで人手が足りなくてさー。無理せずできる範囲でいいからCADオペレーターとして業務委託契約結んで、家で図面描いてくれない?」
図面を家で描く…?業務委託…?
思いもよらない提案に驚きましたが「こんな自分でもまだ必要としてくれる場所があった!」と光が見えたような気持ちになり、気がついたら「やらせてください!」と即答していました。
Q:CADオペレーターってなに?
A:CADという作図ソフトを使って建築物や機械の図面を作成する職種のことを指します。
私は夫の会社の正社員という立場でもあったので、この場合副業でフリーランスとして仕事を請けることになります。
全くの無知だった税金や確定申告についてとりあえずざっと調べて「よくわかんないけど、まぁなんとかなるっしょ!」と早速お仕事開始!
子どものお昼寝中や深夜など、なんとか時間を捻出してはちょこちょこ作業を進めて完成図面をメールで送ると、「ありがとう!すごく助かった!」と嬉しい連絡をいただき、数週間後に3万円の報酬が振り込まれました。
「家にいて子育てしながらでも自分の力で稼げた!社会の役に立てた!」
ようやく妻でもなくママでもない「わたし」を見つけた気分でした。
この最初の3万円、今までのどんなお給料より嬉しかった…!
ありがたいことにこの後も継続してお仕事をいただけることになり、年間の収入見込みが確定申告の必要なラインを超えたので「副業フリーランスになるぞー!」とノリと勢いで開業届を提出!
こうして
本業:夫の会社の経理事務担当(たまーーに設計)
副業:フリーランスCADオペレーター
という現在の働き方にたどり着きました。
「あたりまえ」を手放したら世界の見え方が変わった!
毎日の生活は確かに忙しくなりましたが、家庭以外にも情熱を注げる場所に出会えたことで日々のストレスは激減!
もちろん今でも余裕が無くなりイライラしてしまうこともありますが、以前のように全てを他人のせいにして悲観的に考えることはなくなってきた様に思います。
今になって思い返してみると、私を苦しめていたのは自分自身で勝手に決めた「あたりまえ」でした。
- 家事育児は女がやるのがあたりまえ
- ママなんだから子どものお世話を最優先するのがあたりまえ
- 子持ちの主婦ができる仕事は限られているのがあたりまえ
誰かに強要されたわけでもないのに、なんとなく世間の常識として染み付いている考えが正しいと思い込んでいましたが「家で働く」というあたりまえから少し外れた働き方を経験したことで
「常識に縛られなくていいんだ!自分が求めてる環境がないなら作ればいいんだ!」と心がとっても軽くなりました。
世の中のあたりまえがみんなにとって正解とは限らない!
自分が心地いいように塗り替えちゃってもいいよね!
このブログを通して伝えたいこと
①あたりまえの働き方はリメイクできる
一昔前に比べれば男女平等に働ける時代になったとは言え、過去の私のように結婚・出産を機に働き方に悩む方のお話をよく耳にします。
ママができるお仕事ってどうしても限られてると思い込んでいたわ
自分も家族も大切にできる働き方ってきっとまだまだあるはず!
私ももっと色んなお仕事にチャレンジしてみたいので、世の中のあたりまえとは違った働き方に関する情報を発信していきたいと思います!
②あたりまえの暮らしはリメイクできる
私は現在42㎡の狭い1LDKに家族4人で暮らしています。
もともと子どもが増えたら引っ越すつもりでしたが、試行錯誤しながら暮らしてみると意外と快適に暮らせてメリットも大きいことに気が付きました。
「のびのび子どもを育てながらおしゃれに暮らすには広〜いおうちが絶対必要!」
そんなあたりまえを手放しても快適に暮らすことのできるお部屋作りのテクニックを
建築士目線・ママ目線
二つの視点でお伝えしていきます!
③あたりまえのお金の常識はリメイクできる
家事育児をこなすだけで毎日が過ぎ去っていたモヤモヤ期。唯一没頭できていたことが家計管理・資産運用でした。
自分の稼ぎが無い分、夫の収入を上手にやりくりして資産を増やすことに命をかけてたんだよね(笑)
日々の固定費を見直して毎月の予算を決め、
教育資金、老後資金にいくら必要なのか大まかなライフプランを立て、
現金の貯金に加えて株式や投資信託にも資産を分散して…
時には失敗もしながら試行錯誤していくうちに、総資産3000万円を達成することができました。
投資に挑戦する人も増えているとは言え、やっぱりなんとなく怖い気持ちも痛いほどわかります。
毎日よくわからん株価のチャートとにらめっこする時間なんてないのもわかります。
なのでこのブログではできるだけ手間をかけずに&リスク低めに運用する資産運用について私の実体験をもとに発信して、
「投資は危険で怖いギャンブルみたいなもの」というあたりまえの不安を拭い去るお手伝いができればと思っています。
私もまだまだ勉強中なので、時には失敗体験も赤裸々にぶっちゃけていきます!
世の中にあふれる息苦しい「あたりまえ」をリメイクしよう
全ての人が平等に幸せな生活を送ることのできる世界に近づいているとは言え、まだまだ世の中に浸透している常識によって苦しんでいる人が多いのが正直なところ。
過去の私のように自分自身の思い込みでいろんな可能性を諦めてしまっている方に向けて、少しでも人生を明るくするヒントが届けられたらと思いこのブログを立ち上げました。
縁あってこのブログを訪れてくださったみなさまを少しでも笑顔にできていれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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