貯金を増やすために毎日家計簿をつけてしっかり管理したいけどそんな時間なーい!めんどくさくて続かなーい!
お金は貯めたいのに重度のめんどくさがり屋な私は、ずっと家計簿が続かずモヤモヤした日々を過ごしていました。
今回はそんな私でも3年以上継続できている
「ほったらかしでも貯まる!究極の家計管理方法」について触れてみたいと思います!
高収入でもないし月に1度しか家計管理してないのに、
資産3000万円を達成した方法を全部公開していくよー!
この記事で解説するのは毎日の生活には欠かせない【生活費編】!
別記事で【貯金編】【投資編】についても触れていきますのでこちらも参考になれば嬉しいです。
まずは今の家計状態を知ろう!
我が家のお金、ぜんぶでいくら?
わたくしお恥ずかしい話、
どの口座にいくら入ってるのか
自宅にある現金はいくらなのか
全く把握しておりませんのよーー!
まずここがめんどくさいんだけど、
家中の通帳やお財布、ネットバンクなんかも
ぜーーーんぶひっくり返して合計してみよう!
まずは毎月1回家中のお金をぜーんぶかき集めて「我が家の全資産合計金額」を把握することから初めてみるのがオススメ!
極端な話、家計簿なんて付けずにこの作業を月に1回しておくだけでも毎月の増減額が見えてくるので
「なんとなく毎月ちょっとずつだけど増えてるな」
「あれ?余裕あると思ってたけど少しづつ減ってる!」
と家計の現状が浮かび上がってきます。
下の図のような全資産一覧表を作っておくと数字を書き込むだけなので管理が簡単。
自動で計算してくれるエクセルやスプレッドシートがオススメですが、手書きやメモアプリなど自分に合った方法ならなんでもOKです!
手元現金 | 財布 | 20,000 |
特別支出用 | 80,000 | |
計 | 100,000 | |
普通預金 | 〇〇銀行 | 300,000 |
パパ○○銀行 | 200,000 | |
ママ〇〇銀行 | 200,000 | |
子〇〇銀行 | 200,000 | |
計 | 900,000 | |
定期預金 | ○○銀行 | 3,000,000 |
○○銀行 | 1,000,000 | |
計 | 4,000,000 | |
投資 | ○○証券 | 2,000,000 |
○○証券 | 1,000,000 | |
計 | 3,000,000 | |
純資産 | 8,000,000 | |
先月比 | +100,000 |
1年で入ってくるお金・出ていくお金はいくら?
今あるお金が確認できたら次は毎年入ってくるお金・出ていくお金を把握していきましょう!
入ってくるお金については多くのご家庭で給与、各種手当(児童手当、遺族年金など)程度の項目しか無いので理解しやすいのですが、問題はいつの間にかダダ漏れしている「家から出ていくお金」!!
ここが全くわからない!という場合はまず1ヶ月分のレシート・銀行から引き落とされているあらゆる支出をざっくり合計して、「1ヶ月に出ていく大体の金額」を知ることをスタートにしてみてくださいね。
1円単位で細かく出さなくてもいいし、
毎月変動があるはずなので
「平均すると大体これくらいかな〜?」
くらいのざっくりした金額で大丈夫だよ!
家計管理においてはこの出ていくお金を管理していくことがとっても重要なので、次はここで計算した出ていくお金についてもう少し細かく分類していきます!
出ていくお金を3つに分けて収入とのバランスを見てみよう!
家から出ていくお金、いわゆる支出と呼ばれるものをここでは大きく3つに分類します。
この3つの支出が「1年でどのくらいあるか」をざっくり予想してみましょう!
ここでのポイントは1年の合計金額で考えること!
特に大きな買い物をしない月があったり
コストコで爆買いする月があったり…
ばらつきがあって当然なので、ここでもざっくり合計で計算しちゃおう!
固定支出
- 家賃、住宅ローン
- 水道光熱費
- 保険料(生命保険、自動車保険)
- 通信費(スマホ、インターネットの月額費)
- 教育費(保育料、習い事の月謝)
- サブスクリプション月額費(AmazonPrime、Netflixなど)
- 夫婦のおこづかい
毎月ある程度決まった金額が「定期的に引き落とされていく支出」
変動支出
- 食費
- 日用品
- 被服費
- 交際費
- 交通費
毎月金額が変動する「お財布からその都度払っている支出」
特別支出
- 家具、家電
- 入園入学グッズ
- お歳暮、お中元
- 旅行費用
- 誕生日、クリスマスプレゼント代
不定期だけど「まとまった金額が出ていくことが予想できる支出」
もうダメよ…
出ていくお金多すぎて嫌になってきたわ…
それではごきげんようさようなら…
はいそこ帰らなーーーい!!
たしかにここ洗い出すのしんどいんだよね。
でもでも!しんどいのは最初だけなんだよ!
ここを乗り切れば明るい未来が待ってるよーー!
ここまで洗い出したら以下の式に当てはめてみます!
答えがプラスになった方は、毎年その金額ずつ資産を増やせる見通しが立っているということです!
答えがマイナスになる場合は毎年資産が減ってしまっている状態なので、支出の見直しが必要です。
いやぁぁぁーーーーーー!!!
わたくしマイナスでしたわー!
毎月2万円ずつ削らなければ…
じゃあ高級セレブティッシュを諦めて、
お肉も国産を諦めるべきかしら…
それから卵も……ぐすん
待って待って!
まず最初に削れるかどうか考えるべきなのは
変動支出じゃなくて固定支出だよー!
ティッシュやお肉のグレード下げても月々数千円しか削れないけど、固定支出を見直せば一気に月数万円の支出を無くすことができるよ!
高級セレブティッシュ、諦めなくていいのね…!!
まず削るべき支出は毎月勝手に出ていく固定支出!
節約と言えば数十円安い卵を求めてスーパーをハシゴしたり、ほしい洋服をガマンすることが頭に浮かびがち。
でもその前に、あまり利用していないのになんとなく払い続けているサブスクや使っていないクレジットカードの年会費、ありませんか?
いくつか例を上げてみたよ!
これらを見直して解約するだけで月々数万円支出が減らせることもあるから、家計改善へのインパクトは抜群!
- なんとなくスマホ料金と一緒に引き落とされている「スマホ安心○○」など月額費がかかるサポートサービス
- 全く使っていないクレジットカードの年会費(「初年度のみ年会費無料」の初年度終わってない?)
- 就職してすぐに勧誘されて入ったままの生命保険料
- あまり利用していないサブスクリプション(Spotifyなどの音楽配信サービス、知育アプリの定額課金)
- おしゃれな部屋に憧れて借りたデザイナーズマンション。子どもが生まれて生活スタイルに合わなくなってきたけど引っ越すのも面倒だし…と、なんとなく払い続けている割高な家賃
ねえ、最後の項目わたくしのことでしょ?
わたくしの家計を圧迫していた原因は高級セレブティッシュじゃなくて家賃だったのね…。
住む場所は簡単には変えられないから住宅に関する支出を見直すのは大変だけど、その分ここを押さえればかなりゆとりが生まれるのも事実なんだよね。
あえて狭いお部屋を選んで住居費を抑えて、浮いたお金でゆとりがある生活をするのも選択肢の一つかもしれないよ♡
ぶっちゃけこの固定支出の見直しを済ませて勝手に出ていくお金を減らすことができれば、ほったらかし家計管理の半分はクリアしたようなもの。
「収入を超えない支出の範囲で暮らす」
どんなときもこのルールだけは守ることができる仕組みを作ることができれば、あとは勝手に貯まっていくのです!
毎月やることは3つだけ!あとはアプリにおまかせでOK!
ここまでできればあとは毎月やることは3つだけ♡
忙しい毎日の中で家計簿を細かく付けなくてもいいんだよー!
忙しい毎日の中で家計管理のためになるべく時間を割かなくても良いように、日々の細かい支出管理は便利な家計簿アプリに頼っちゃいましょう♡
私のオススメは定番の「マネーフォワードme」
家族全員の銀行口座・証券口座・クレジットカードなどを全部登録しておくと、口座の残高から入出金の明細まで一括で管理することができます!
①家計簿アプリから全資産合計金額を確認して資産まとめシートに記入する
ここで使うのは冒頭で解説した「全資産一覧表」です。
毎月確認して記入していくことで前月・前年からどのくらい増減しているかがひと目でわかります!
持っている全ての銀行ATMで通帳記入したり、ネットバンクにひとつひとつログインして残高確認していくのはかなり大変なのですが、アプリで簡単に各口座の残高が確認できるので3分もあればこの作業はおしまい♡
②1ヶ月の支出を振り返る
私はほとんどの支払いをキャッシュレス決済で済ませているため日々の支払いのほとんどは勝手にアプリ内へ記録されていますが、現金で支払ったものについてはレシートやメモを残しておいて手動で入力していきます。
もしも身に覚えのない支払履歴があればすぐに気付けるので、クレジットカードの不正利用なども防げるね!
ここで1ヶ月の支出を振り返っていると
「これ買わなくてもよかったな」
と後悔ポイントがちょこちょこ出てくるので、日々の無駄使いをセーブできるようになりました。
③財布用・特別支出用の現金をおろしておく
私の場合、下記の通り2種類のお金をそれぞれ毎月現金で引き出しています。
- 毎月現金払い用に20,000円→お財布へ
- 特別支出用に50,000円→自宅でポーチに保管し、特別支出に該当する出費がある場合はここから出す
あなたキャッシュレス派なのに、特別支出用のお金を現金で持っておくのはなぜなの?
理由は2つあるよ!
①幼稚園などで細かい金額を現金徴収される時、両替の手間なく支払える小銭がストックできるから
②万が一地震などの災害で逃げ出す時、とりあえずこのポーチを持ち出せば1週間はなんとか過ごせるから
この方法に落ち着いてからは月に1回ATMが空いているタイミングで決まった金額を下ろすだけなので、月末に長蛇の列ができているATMに長時間並ぶことも無くなりました。
ほったらかし家計管理で勝手に貯まる仕組みを作ろう!
今回は家計管理の中でも1番身近なのに1番めんどくさいと感じる「生活費」の管理方法について、私が実践している方法をご紹介しました。
日々の支出を抑えつつ苦しい節約生活にならないためにとっても大切なのは
「収入を超えない支出の範囲で暮らすこと」
「無意識のうちに飛んでいく固定支出を徹底的に見直すこと」
毎日忙しくて家計簿なんて付けてらんないよー!とお悩みの方こそ、ぜひ実践してみてくださいね♡
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